一矢ノ秋-居眠り磐音江戸双紙(37) (双葉文庫) [双葉社]




桜の花びらが水面に浮かび、江戸が春の気配に包まれる頃、
駒井小路の桂川甫周邸を訪ねた品川柳次郎とお有夫婦は、その帰り道、
尚武館道場が解体される現場に遭遇する。

一方、姥捨の郷に寄寓する坂崎磐音ら一行は、嫡男空也を囲み和やかな日々を送っていたが、
雹田平とその配下が再三再四紀伊領内に姿を現わし……。

春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ
、著者渾身の書き下ろし長編時代小説第三十七弾。


【発売日】
2011/7/14



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